事例1４　双極性感情障害　社会的治癒　

１．病名　双極性感情障害　

２．性別・年齢　女性　50代

３．住所地　札幌市

４・決定等級　　障害認定日　障害基礎年金２級　

以前相談された方の紹介でお問い合わせをいただく。自分で申請しようと準備していたが、初診日の保険料が未納だったので申請ができないと相談を受けた。改めて保険料納付状況を確認したが、ご本人が言う初診日では保険料未納期間があり申請しても不支給になることが確認できた。

契約後改めて通院歴のヒアリングを行う。一時期通院を中断した期間があったため、中断後再度通院開始した日を初診日として申請準備を行った。社会的治癒※を主張のため、通院中断期間の生活状況のヒアリングを行い、再度受診開始時を初診日とする申立書を作成し申請を行った。結果主張した初診日が認められ、ご家族から無事年金証書が届いたと連絡を受けた。

※社会的治癒

医学的には治癒していなくても社会保険の運用上治癒したとみなされる状態。通常の生活や就労も可能な状態が一定期間あると認められると、再発後に初めて受診した日を初診日と認定されることがある。