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札幌障害年金サポートセンター

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 事例21 脳梗塞・高次脳機能障害

ご依頼者様と結果

1.病名 脳梗塞・高次脳機能障害(脳底動脈解離による障害)

2.性別・年齢  女性 30代

3.住所地 札幌市

4・決定等級  認定日 障害厚生年金 1級 

申請までの経緯

頭痛がして夫に連絡。夫が帰宅時はトイレで倒れていた。救急車で搬送、緊急手術を行う。手術は成功したが肢体の障害と高次脳機能障害、視野障害が残った。リハビリ後、自宅に戻りディサービス、訪問看護を受けながらリハビリを継続中。ご主人が障害年金について支援事業所に相談し相談員よりご紹介を頂きました。

申請手続き

初回面談時は初診日から1年半前で傷病手当金を受給中でした。傷病手当金と重複して受給出来ない事、認定日(初診日から1年半後)を説明し認定日時点の診断書を依頼して申請する旨を説明しました。肢体の障害が徐々に改善し身体障害者手帳の等級が軽くなったため、視野障害で障害者手帳を申請すると相談員の方から説明を受けました。その内容を受けて障害年金は脳梗塞(肢体)、高次脳障害(精神)、視野障害(眼)の3枚の診断書を入手する事を説明しました。視野障害は診断書だけの依頼となりますので病院を相談員の方が探してくださいました。認定日に合わせて受診して診断書を入手しました。脳梗塞と高次脳機能障害は初診時から通院している主治医に2枚作成して頂きました。病歴就労等申立書はご主人からの聞き取りと訪問看護の報告資料や病院からの説明資料を借りて作成いたしました。結果は、肢体と高次脳機能障害で1級に認定されました。

問題点とサポート

問題点:脳底動脈解離から色々な症状が多岐にわたっていること。

サポート:肢体の身体障害者手帳が軽い等級となった事から症状は今後も変化すると考えて、診断書は症状がある脳梗塞(肢体)、高次脳機能障害(精神)、視野障害(眼)のすべての診断書を入手し、障害年金の等級は日本年金機構の判断に委ねる事にした。障害年金は病名ではなく身体の障害のある部位ごとに障害を判断し複数の場合は併合認定という事になります。1障害で1級と確定出来ない場合や2障害のどの組み合わせて1級になるか不明の場合は複数の診断書を添付しています。今回は、肢体と高次脳機能障害の併合により1級に認定されました。

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