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札幌障害年金サポートセンター

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いただいたお手紙 全文
「ひとすじの光…そして大きな希望の光へ」

 私が平成最後の年の4月…まだ雪が積もっていた季節その頃の私は心の中にも雪が積もっており、冷え切って凍えた状態でした。障がい年金を受給できない事が、約10年もの歳月、私の心に将来への不安による重い気持ちの暗い色でできた層のミルフィーユの様に不安と心配が折り重なって形成されていたのでした。

 私は様々な障がいを抱えており、齢を重ねる事により病状の進行と共に陰鬱な暗い気持ちの層が徐々に増してゆく事が精神的・肉体的にも耐え難き苦痛となっていた時に、その様な私の気持ちを察してくれた妹がインターネットで、その悩みに関して札幌障害年金サポートセンターという所が力になってもらえるかも知れないとの事を、知らせてくれて訪問させていただける段取りもしてくれました。その数日後に訪問させていただき札幌障害年金サポートセンター 山内様に私の現在置かれている状況を詳細にお伝えし、親身になって話を聞いていただけた事は、今も鮮明に覚えています。

私が約10年前に自分の体の異変に気が付き、総合病院にて検査したところ、先天性の病気が原因であった事、その病気の為障がい者手帳を受ける事ができました。その際に障がい者年金も受給できる資格を取得する事が可能である事も区役所にて聞く事ができました。後日障がい者年金受給手続きを行う為に日本年金機構を訪れ、障がい者年金受給手続きをしましたが、私の年金納付期間が1年分不足し受給資格が無く年金受給は残念ながら出来ないと、その時の担当職員の方に聞かされた時は愕然といたしました。

病院に行って初診を受けた日以前の年金納付期間が対象となり、それ以降に未納であった年金分1年を納付しても、障がい者年金は支給不可である説明を受けましたが、後日間をあけて計3度日本年金機構を訪れ違う窓口担当者の元で藁にもすがる思いで、同じ内容の事を尋ねましたが、いずれの方の答えは「不可」でした。3度目の日本年金機構での答えを聞いた時、私の自立した未来への生きる手立ての一つが塞がれてしまったのです。

 今記した事を(面談時に)伝え、更に私が出生してから今の齢を重ねる迄の幼少期から学校生活、社会人となって労働に就き様々な経験を経て来た自らの足跡…すなわち私の人生の総てを聞いていただきました。

 そして障がい者年金を違った方法を見い出し、なんとか支給してもらう方法を考えていただいたのです。なんともありがたい事で私の心は感謝の言葉で満たされました。

 後日、即座に私の辿ってきた人生の足跡を調べあげて、私が通っていた学校の恩師の元や病院等様々な施設や関係していた方々への元へと足を運んでいただき、集められる限りの当時の私のつぶさな情報である大切な私の歩んできた光である「光の欠片」を沢山集めていただきました。40数年も前の私の情報を集めていただいた事は、多大なるご苦労をおかけしてしまった事は想像に難くなく、私自身も過去の記憶や当時の事を書き記されている書類を少しでも山内様のお役に立てていただけるようにお貸しいたしました。

 その沢山の情報の小さな光の欠片を集めて大きな光の束にまとめていただいた労力にはただただ「感謝の言葉」しか私の心にはありません。その様な労力を注いで下さった事によって、私に寄り添っていただけた事で、どれ程私の心の支えになっていただけたか…

 私は不自由な身体故に、電話やメール、自宅への訪問で、不足している情報や私の古い記憶の補充や、時には励ましの言葉もかけてくださりました。

 小さな情報や記憶は、今現在の自分を形成している大切な宝であり、私と当時関わっていただいた方々の大切な一つ一つの希望への光の欠片であり、その当時に起こっていた様々な記憶も懐かしく、良い思い出と共に私に思い起こさせていただいた事もうれしく思いました。

 山内様には大きな光を自立した未来を歩む為の希望の光に変えていただき、光無き暗い色で出来た層のミルフィーユを明るい層で出来たミルフィーユに変化していただけた事を私の心に、そして肌身に感じ温もりを抱かせていただきました。

 そして、今令和元年10月にその自力した未来を歩む為の希望の光は、障がい者年金受給可能許可書(年金証書)という形で私の元に届き、念願が叶う事が出来ました。山内様や協力していただいた様々な方々の温かい光によって現実の物となり、ここに結実したのでした。

 令和元年10月22日に天皇即位礼正殿の義がとり行われました。その際に訪れた奇跡…式が執り行われた時、その前迄に降っていた雨が止み、太陽が雲の隙間から顔を出し日が差し込み虹が現れたのでした。私の事に置き換えるのは大変おこがましいのですが、それくらい私には想像だにしていなかった奇跡なのでした。

 最後に人生に於いて重大な局面に陥った時、思いがけない大切な方との出会いが有ると思います。この度の事でその事を強く感じる事が出来ました。山内様との出会いがあった故…山内様との縁がもたらされたからこその奇跡を成就出来た事です。

自分一人ではどうしようもない局面にさらされた時、支えて下さる方は現れる。

そしてほんの小さな自分の事柄、情報を見つめ直し精査する事で自ら考え、動く。普段の日常では、なかなかそのように自分の歩んできた道のりをじっくりと考える事は行っていませんでした。これからの人生、自分の身に何が起こるか予測不可能ですが、この度の事で困難にも立ち向かえる強い勇気をいただけた事を胸に刻み、自立した未来への路を歩んで行こうと思います。明るい色でできた人生のミルフィーユの人生の層を作りあげながら。

 

【担当から】

 便箋6枚に渡って、サポートセンターでの面談から、年金証書がお手元に届くまでの状況を詳細に書いていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 今回は初診日がいつになるのかが、受給に至ったポイントとなりました。しかし、初診日を証明する医療機関が無い状態からのスタートでしたので、初診日を特定するために関係あると思われることを、方々訪問を行い、聞き取りすることで情報収集を行いました。集めた情報でこちらから初診日を日本年金機構に主張し、認められました。

 年金事務所で受給不可と言われても決してあきらめず、まずは相談していただきたいと思います。実際に面談での雑談から、初診日特定に至るきっかけを見つけたこともあります。お手紙にもありますが、小さな光の欠片(かけら)を集めて大きな光の束(初診日特定)にするお手伝いを行うことも、札幌障害年金サポートセンターの役割の一つだと思っています。

 

 

 

 

 

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